マレーシア⇔日本の海外送金、結局どちらが得?
結論から言うと、マレーシア⇔日本の海外送金は総合的にWiseが有利になりやすいです。理由は、送金手数料だけでなく、為替レートや着金スピード、中継銀行手数料まで含めて見ると、銀行送金より条件が良いケースが多いからです。
ただし、超大型の送金や銀行の証明書類が必要な場面では、銀行送金が向くこともあります。大事なのは「手数料が安いか」ではなく、「最終的にいくら届くか」で判断することです。
マレーシアで暮らしていると、日本への送金や、日本からマレーシアへの送金が必要になる場面は少なくありません。そのたびに「Wiseと銀行、結局どちらが得なんだろう」と迷う人は多いはずです。
結論としては、総合的にはWiseが有利になりやすいです。送金手数料だけでなく、為替レートや中継銀行手数料、受取手数料、着金までの日数まで含めると、銀行送金より有利になるケースが多いからです。
この記事では、海外送金で見落としやすいコストの内訳、Wiseと銀行送金の違い、どんな人にどちらが向いているのかを整理して、わかりやすく解説します。
マレーシア⇔日本の海外送金は結局どちらが得?
マレーシアと日本の間で海外送金をするなら、総合的にはWiseの方が有利になりやすいです。
理由は単純で、海外送金のコストは「送金手数料」だけでは決まらないからです。実際には、為替レートの差、中継銀行手数料、受取手数料、着金までの日数まで含めて比較しないと、本当に得かどうかはわかりません。
銀行送金は一見わかりやすく見えても、途中で発生するコストが読みにくいことがあります。対してWiseは、送金前に受取額を確認しやすく、費用構造も比較的わかりやすいのが強みです。
海外送金にかかる手数料の4つの種類
海外送金でまず押さえておきたいのは、手数料は1種類ではないという点です。主に、次の4つが発生する可能性があります。
1. 送金手数料
送金サービス自体に支払う基本の手数料です。利用者が最初に意識しやすい費用ですが、これだけで判断すると実際の損得を見誤りやすくなります。
2. 為替手数料
為替レートに上乗せされる見えにくいコストです。表面上の送金手数料が安く見えても、レートが不利なら結果的に受取額は減ります。
3. 中継銀行手数料
銀行送金で発生しやすい費用です。SWIFT経由の送金では、途中の銀行で手数料が差し引かれることがあります。
4. 受取手数料
受取側の銀行が取る費用です。送る側では把握しにくく、着金してから「思ったより少ない」と気づく原因になりがちです。
ポイントとして、海外送金は「送金手数料」だけを見ても意味がありません。実際には、為替レート・中継銀行手数料・受取手数料まで含めて比較する必要があります。
Wiseと銀行送金の大きな違い
Wiseの場合
Wiseは、為替レートに中間マージンを大きく上乗せせず、実勢レート(ミッドマーケットレート)を基準にして、小幅な手数料を加える仕組みです。送金前に手数料と受取予定額を確認しやすいのが大きな特徴です。
銀行送金の場合
銀行送金は、送金手数料に加えて、銀行独自の為替レートが適用されることが多く、さらに中継銀行手数料や受取手数料が発生する場合があります。つまり、表面上の手数料だけでは総コストが見えにくいのが弱点です。
実例で比較①:10万円をマレーシアに送る場合
具体的な金額で見ると、違いはわかりやすくなります。日本からマレーシアへ10万円相当を送る場合の比較です。
Wiseの場合
・送金手数料:約600~800円
・為替レート:市場実勢レートに近い
・予想受取額:約33,000リンギット前後
Wiseは公式サイト上で、送金前に実際のレートと手数料を確認しやすいのが便利です。送金額を入力すると、受け取り側が実際に受け取る総額を確認しやすくなっています。
銀行送金の場合
・送金手数料(日本側):1,000~3,000円
・中継銀行手数料:1,500~3,000円
・受取手数料(マレーシア側):300リンギット程度
・為替レート:銀行独自のレート
結果として、10万円を送っても、実際の受取額は約31,000~32,000リンギット程度になりがちです。
この比較では、Wiseなら銀行送金より3,000~5,000円ほど有利になる計算です。
実例で比較②:30万円をマレーシアに送る場合
送金額が大きくなると、差はさらに広がります。
Wiseの場合
・送金手数料:約1,000~1,500円
・予想受取額:約99,000リンギット前後
銀行送金の場合
・送金手数料(日本側):3,000~4,000円
・中継銀行手数料:1,500~3,000円
・受取手数料(マレーシア側):300リンギット程度
・為替レート:銀行独自のレート
この比較では、銀行送金の実際の受取額は約96,000~97,000リンギット程度となり、Wiseとの差は8,000~15,000円程度に広がります。
為替レートの差がいちばん大きい
Wiseが安い理由の中心は、やはり為替レートです。
・Wise:ミッドマーケットレートを基準
・銀行送金:銀行独自のレート
・見えにくいコスト:銀行送金はレート差で実質負担が増えやすい
・金額が大きい場合の影響:銀行送金の方が差が大きくなりやすい
少額では小さく見える差でも、送金額が大きくなると無視できません。海外送金を比較するときは、送金手数料だけでなく「最終的にいくら届くか」を見るのが基本です。
到着速度の比較
時間的な余裕がない場合も、Wiseの優位性は目立ちます。
・Wise:数分~数時間(ルートによる)
・銀行送金:2~5営業日
・土日祝への対応:どちらも条件に左右されるが、銀行送金は営業日依存が強い
・月末・祝日の遅延:銀行送金の方が起こりやすい傾向
Wiseは早い場合、送金してから数時間で受け取り側の口座に反映されることがあります。銀行送金はSWIFTネットワークを通すため、営業日に限定され、月末や祝日前後はさらに日数がかかりやすいです。
「今週中に日本円が必要」という場面では、Wiseの速さはかなり大きなメリットになります。
本人確認(KYC)手続きの違い
Wiseを初めて使う場合、送金金額や頻度に応じて本人確認が必要です。一般的な流れは次のとおりです。
・パスポートなどの本人確認書類のアップロード
・住所確認書類の提出(場合による)
銀行送金は、すでに銀行口座を持っていれば、送金時に追加書類を求められることは比較的少ないです。ただし、高額送金や送金目的によっては、資金源を確認する書類を求められることがあります。
Wiseの対応状況や本人確認の条件は変わる可能性があるため、利用前に公式サイトで最新情報を確認してください。
Wiseを選ぶべきケース
次のような人は、Wiseを選ぶのが自然です。
少額を何度も送る場合
手数料の負担を抑えやすく、全体コストを管理しやすいからです。
送金を急ぎたい場合
着金スピードを重視するなら、Wiseの方が使いやすい場面が多いです。
受取総額を確認してから送りたい場合
事前に「相手がいくら受け取るか」を確認しやすいのは大きなメリットです。
着金時の不透明な差し引きを避けたい場合
銀行送金で起こりやすい中継銀行手数料や受取手数料の読みにくさを避けたい人に向いています。
実際に試したい場合は、Wiseの公式サイトで任意の金額を入力して、現在のレートと手数料を確認するのが早いです。
銀行送金を選ぶべきケース
一方で、銀行送金が向いている場面もあります。
超大型送金をしたい場合
Wiseの上限や確認作業がネックになることがあるためです。
銀行の受領明細が必要な場合
税務などの理由で金融機関の証明が必要なことがあります。
既存の銀行口座で完結したい場合
新規登録の手間を減らせるためです。
ただし、送金手数料と為替レートの両方を考えると、銀行送金の方が結果的に得になるケースは限定的です。
結論:総合的にはWiseの方が有利
マレーシア⇔日本の海外送金では、手数料の安さ・為替レートの有利さ・到着速度の3点を総合すると、Wiseが有利な選択肢になりやすいです。
銀行送金は、法人間の大口送金や、税務上の理由で銀行の証明が必要な場合など、用途が明確なときに選ぶのが自然です。
まずはWise公式サイトで、実際のレートと手数料を確認してみてください。送金額を入力するだけで、銀行との差が見えやすくなります。
送る前に最新情報を確認することが、安心かつ損しにくい海外送金の基本です。

- マレーシアと日本の海外送金は、基本的にWiseの方がお得ですか?
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総合的にはWiseが有利になりやすいです。送金手数料だけでなく、為替レートや着金スピードまで含めて比較すると、銀行送金より条件が良いことが多いためです。
- 銀行送金の方が向いているのはどんなときですか?
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超大型送金をしたい場合や、銀行の受領明細・証明が必要な場合、すでに取引のある銀行で手続きを完結させたい場合です。
- 海外送金で一番見落としやすいコストは何ですか?
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為替レートの差と、中継銀行手数料・受取手数料です。送金手数料だけを見て判断すると、実際の受取額が想定より少なくなることがあります。
- 急ぎの送金ならどちらが向いていますか?
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急ぎならWiseが有力です。本文では、Wiseは数分〜数時間で反映されるケースがあり、銀行送金は2〜5営業日かかるケースがあると整理しています。ただし、最新の所要時間は公式情報で確認してください。
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