今回はトレーダーなら一度は目にしたこともある、デイトレード『マーケットで勝ち続けるための発想術』について
本記事をさらっと流し読みしていただくだけで、
重要な点を掴んでいただけるように要約しました。
過去にYouTubeでも動画にしているので、良ければそちらもご覧ください!
簡単に説明すると、どんな本なの?
トレーディングの8割以上は心理的や感情的な問題である!と著者は説明しています。
この本では、感情を制御し、取引時に規律を維持する方法など、取引の心理的側面をメインに説明しています。
多くのトレーダーが取引を始めると直面するであろう、問題についての対処法や、プロトレーダーになるための方法がいくつもの例を用いて解説されています。
実際のチャートを用いてテクニカル分析や解説している本ではなく、あくまでも心理的にどうアプローチしていくか、
トレーディングの計画や戦略面での解説書であると思います。
主に株式取引での内容を説明している本ですが、FXや仮想通貨取引のトレーダーであっても、心理的や感情的な困難に対処する方法は参考できると私は思います。
全324ページで読み終えるまでの平均時間は5時間ほどのぶ厚めの本です。
結論
ポジションの取り方でトレーディングの8割は決まる。
適切な水準とタイミングで、トレードを行えば数分以内に利益がでることが多いので、
ポジションを持つ前に必ず適切な水準とタイミングでポジションを持ち、どこで決済するか決めましょう。
迷った時は、ポジションを手仕舞う。
相場が分からなくなった時、相場がよくない時は現金が一番。無理にポジションを取るのはやめましょう。
トレーダーがやってしまいがちな罪。
・すぐに損切りをしないこと
損切りはポジションを持つ前に設定して、その値まで到達したら必ず損切りを行いましょう。
・ポジションを持つ前に決めた時間軸を変更してしまうこと
ポジションに損失が出ているからと持ち越さずに、想定外の動きをした場合は損切りを行いましょう。
・自分のポジションを正当化してしまうこと。
損失が出ているということは当初の見立てが間違っていたということです。素直に間違いは受け止めましょう。
・自分を過信してしまうこと。
大きく損失を出す時は、連勝後が多いです。大きく利益が出ている時こと自惚れせず、冷静に相場を分析しましょう。
成功を掴むための法則
・最も重要なのは資産を守ること
金融市場から不確実性を完全に排除することはできないので、常に防衛的な戦略を立てて資金を守る必要があります。
・損失から学ぶ
トレード日誌をつけ、損失の傾向や頻繁に応じる損失から学びましょう。
・分散投資をしてはいけない
短期トレーディングにおいては、ある程度ポジションを集中することで勝率と利益をあげられます。
・待つのも相場
不安定な相場においては、なにもしない事が最良の行動です。
すべてのトレーダーが知るべき掟
・夜明け前が一番暗い(セリングクライマックス)
状況があまりにも偏っている場合、反対のポジションを検討する必要があります。
・熟練トレーダーは前日の高値更新銘柄を買いにいく
デイトレードにおいては、上がっている銘柄を買いにいくほうが勝率が高いです。
・安値で買って、高値で売る手法はデイトレードに向かない
下落している銘柄が上昇する可能性はあるが、相場が転換する時期は分からないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
個人的な主観で重要だと思う点を紹介させていただきました。
少しでも自分に当てはまっている場合や参考になったと思う方は、ぜひ本書を手に取って読んでみてください。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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