マレーシアのEPFとは?外国人の加入義務・手続き・利回り・帰国時の引き出しを解説【2026年版】

この記事の要点

2025年10月の法改正により、マレーシアで就労パスを持つ外国人はEPF加入が義務化されました。毎月給与の11%が天引きされますが、雇用主も12%を拠出します。利回りは最低2.5%保証で過去5年平均約6%。帰国時には積立金を全額引き出せます。

目次

結論

マレーシアで働く日本人にとって、EPF加入はもはや選択ではなくなりました。 2025年10月の法改正により、マレーシアで有効な就労パスを持つ外国人労働者のEPF加入が義務化されたからです。 加入しない理由がないどころか、今は加入しないわけにはいきません。 その理由は?
  • 会社が給与額の12%を給与とは別にEPF口座に積み立ててくれる(2025年以降も継続)
  • 積み立てられた口座のお金は最低2.5%の利回りが保証されている
  • 銀行預金より効率的な資産形成が可能
  • 帰国時に積み立てたお金を全額に引き出せる
  • EPF天引き額は所得税から控除され、節税になる 加入することで具体的にどんなメリットがあるの? EPFは老後資金備用的公的備蓄制度です。每月給与から11%(自分の負担分)が天引きされる代わりに、雇用主も12%をContributionしてくれるので、効果的に資産を増やすことができます。
EPFとは?2026年の最新制度を解説 EPF(Employees Provident Fund)は、マレーシアの従業員貯蓄基金、いわゆるマレーシア版の年金制度です。 日本でいうところの、厚生年金や企業年金のようなをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。

EPFの基本情報 – 自分の負担率:給与の11%(2025年法改正後も変更なし)

  • 雇用主の負担率:給与の12%(月給がRM5,000以上の場合)2025年法改正で何が変わった? 最大の変更点は、外国人労働者のEPF加入が任意から義務化されたことです。 具体的には、
  • 施行日:2025年10月1日(10月分の給与から対象)
  • 対象:マレーシアで働く有効な就労パス(Employment Passなど)を持つ外国人
  • 期限:11月15日まで これにより、日本人を含む外国人労働者は原則としてEPFに加入することが必要になりました。 ただし、個人拠出率は自分で設定が可能で、最低2%から最大11%まで選択できます。 2025年法改正後の加入条件は以下の通りです。

日本人が加入するために必要な条件

  • 雇用主がマレーシアに登録されていること
  • 有効な就労パス(Employment Pass、Professional Passなど)を所持していること
  • 給与がRM500以上であること
  • 雇用期間が3ヶ月以上であること 特に就労パスの所持が重要な条件となっており、2025年以降はこの条件を満たす外国人は自動的にEPF加入対象となりました。

EPFの加入方法は?

具体的な加入手順を解説します。 – ローマ字で名前を記入
  • 国籍は「Japan」と記入
  • パスポート番号を記入
  • 会社名(雇用パスまたはオファーレター記載の名前)
  • 会社住所
  • 会社電話番号
  • 署名と記入日 フォーム右下に会社側のサインが必要です。事前に用意してもらいましょう。
KWSP 3の記入
  • ローマ字で名前を入力
  • パスポート番号
  • 性別 – マレーシアの住所と郵便番号
  • 日本の住所(ローマ字)
  • 携帯電話番号
  • メールアドレス 右下の欄は、EPFカウンターで指紋登録を行う際に使用します。 必要なもの: – KWSP 3(記入済み)
  • パスポートのコピー
  • パスポート原本 最寄りのEPFカウンターはKWSPのウェブサイトから確認できます。 EPFカウンターの営業時間は8:30〜16:30です。 到着後、受付で番号札をもらって順番を待ちましょう。 フォームが正常に処理されると、以下の情報が記載された確認書が発行されます:
  • 雇用主の名前
  • 加入日
  • EPFメンバー番号 同時に、携帯電話番号宛てにSMSでパスワードが送られてきます。 4. PASSWORDにSMSで届いたパスワードを入力 これで残高確認や住所変更、引き出し申請がオンラインで行えるようになります。 最後に会社にKWSP 17Aを提出します:
  • EPFメンバー番号
  • パスポート番号
  • ローマ字での名前
  • マレーシアの住所と郵便番号
  • 州(State)
  • 携帯電話番号
  • メールアドレス
  • 個人拠出率(11%など)
  • EPF引き落とし開始月
  • 署名と記入日 引き落とし開始月の給与明細で、給与の11%が天引きされていれば完了です。

EPFの利回りは?

2026年の最新状況 EPFが魅力的なのは、高い利回りが保証されている点です。 EPFは政府支援のもと、複数の資産クラス(株式、債券、不動産、現金など)に分散投資を行っています。

最近の利回り実績 過去の実績は以下の通りです:

  • 2021年:6.1%
  • 2020年:5.2%
  • 2019年:5.45%
  • 2018年:6.15%
  • 2017年:6.9% 直近5年間の平均利回りは約5.96%で、最低保証利率の2.5%を大きく上回っています。 2026年現在の最新利回りについては、KWSPの公式サイトをご確認ください。 銀行定期預金よりも高い利回りが期待できるため、老後資金を効率的に貯めることができます。

帰国時にEPFのお金はどうなる?

多くの日本の方が気にするのが、帰国時にお金を引き出せるか問題です。 EPF加入者が出国(マレーシアを永続的に離れる)した場合、積み立てたお金を全額に引き出すことができます。

引き出し必要な書類 –

  • パスポートのコピー
  • EPFメンバー番号が確認できる書類
具体的な手続きはKWSPカウンターまたは公式サイトで確認できます。

マレーシア人のEPF事情から学ぶこと

2021年11月時点の約360万人のEPFメンバーの口座にRM1,000未満しかなく、退職できない人がいるとされています。 これはCovid-19の特别引出期間的影響が大きいです。 今後数年以内に退職する会員には約RM600,000が必要と試算されており、マレーシア人の63%が職を失った場合、貯蓄で3ヶ月以内の生活しか維持できないとの調査結果もあります。

まとめ

EPFは、マレーシアで働く従業員と雇用主が負担する社会保障制度です。 退職資金・年金・医療費・住宅購入資金を目的とした貯蓄制度で,毎月給与から11%が天引きされますが、雇用主も12%を contribution 。 2025年10月の法改正により、日本人を含む外国人労働者も加入が義務化されました。 最低保証2.5%の高い利回りで運用され、帰国時に全額引出が可能なため、マレーシアで働く日本人にとってメリットは大きいです。 加入手続きは少し手間がかかりますが、会社側と連携しながら進めればスムーズに完了できます。
EPF加入は外国人にとって義務ですか?

2025年10月以降、マレーシアで有効な就労パス(Employment Pass等)を持つ外国人は原則として加入が義務化されています。加入対象や最新の条件はKWSP公式サイトでご確認ください。

毎月いくら天引きされますか?

従業員負担は給与の11%(自分で2〜11%の範囲で設定可能)、雇用主負担は月給RM5,000以上の場合は12%です。雇用主分は給与とは別に拠出されるため、実質的に追加の積立となります。

帰国時にEPFの積立金は引き出せますか?

マレーシアを永続的に離れる場合、積立金を全額引き出すことができます。必要書類を揃えてKWSPカウンターまたは公式サイトから手続きします。

EPFの利回りはどのくらいですか?

最低2.5%の利回りが保証されています。過去5年の実績平均は約6%で、銀行定期預金より高い利回りが期待できます。最新の利回りはKWSP公式サイトで発表されています。

加入手続きはどこで行いますか?

最寄りのEPFカウンター(KWSP)で手続きできます。パスポート・記入済みフォーム(KWSP 3・KWSP 17A)が必要です。営業時間は8:30〜16:30です。

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