書籍紹介カテゴリーでは、実際に私が読んだ本を紹介しています。
本日はFXに関連する書籍の紹介です。
この記事はこんな人におすすめ
- トレードを始めたが思うように勝てない
- 最強のFX15足トレードを買おうか迷っている
- 本を読む時間がないので、サクッと概要だけ知りたい
この記事では実際にチャート画面を使用して要約していきます。
結論
さっそく結論からお話していきます。
本書では、FXをデイトレードで継続して勝ち続けるための手法を簡潔に紹介した本となっています。
テクニカル分析に関する本何冊もありますが、この1冊を読めば十分だと思います。
著書:ぶせな 最強のFX 15分足デイトレード
会社員時代の2007年にFXを開始。当初はスウィングトレードで取引するも1100万円の損切りを機にスキャルピングへ転換し、現在はデイトレーダー。
累計利益は3年目で5000万円、4年目で1億円、2019年3月現在は1億5000万円を超えるカリスマトレーダー。
ブログ:FX億トレーダーぶせなブログ
- トレードは15分足を使って行う
- 確率の高いチャートパターンのみエントリーを行う
- 移動平均足(EMA)を3本(短期25、中期75、長期200)使用してトレードを行う
- トレンドに乗った取引をする(順張り)
- 値が動き出す時にエントリーし、値が止まるポイントで利確する
- フィボナッチリトレースメントを使用して押し目を確認する
FXをこれから始めたい方や初心者向けに書いている記事があります。ぜひ参考にしてみてください。
また、以前にYouTubeで本書を動画で解説しておりますので、動画で確認されたい方は参考にしてみてください。
15分足チャートを使ったFXデイトレードとは?
15分足チャートは、FX取引において比較的短期的な価格変動を観察することができるチャートの一つです。
デイトレードにおいては、1日の取引範囲内で利益を確定することを目的としているため、短期的な価格変動を追うことが重要です。
15分足チャートを使用することで、より詳細な価格変動の傾向を把握することができます。
実際に本書で紹介されている移動平均足(EMA)を3本(黄線25日、青線75日、赤線200日)を設定してみました。
なぜ、15分足チャートがデイトレードに向いているか?
- スキャルピング手法だとチャートに張り付く必要があるが、15分足トレードであれば必要がない。
- 15分足で複数の通貨ペアでトレンドが出ているものを選べば、トレードチャンスはある。
- 1トレードでも数十ピップス以上の利益が出せる。
- トレード回数が限定されるので、スプレッドによるトレード経費が抑えられる。
専業であれば相場を1日中監視することも可能ですが、兼業であれば仕事が終わってから相場を確認するというのがほとんどだと思います。
夕方に仕事が終わっても、ロンドン市場の終わりからは市場に参加できるので、15分足でトレンドが出ている通貨を選べば
デイトレードを行うことが可能です。
テクニカル分析でエントリーポイントを特定する方法とは?
まずはトレンドを見極めるところから始めます。
相場が、短期的か中期的、長期的な視点で上昇しているか、レンジ相場にあるか、下落トレンドに入っているか。
トレンドを見極める方法は簡単です。EMAのそれぞれの角度を確認します。
- EMA25(黄線): 短期トレンド
- EMA75(青線): 中期トレンド
- EMA200(赤線): 長期トレンド
- パーフェクトオーダー: 上からEMA25、EMA75、EMA200がチャートに沿ってきれいに並んでいる状態
下の図では、上昇トレンドでパーフェクトオーダーが発生しています。
※パーフェクトオーダーはトレンドが強いときに発生します。
このチャートでは、EMA200(赤線)は上向きになっているので買いでエントリーするほうが良さそうです。
このチャートを使ってエントリーポイントを考えていきましょう。
- パーフェクトオーダーが発生している
- 重要なネックラインをブレイクしている
実際のエントリーは、上記2点を確認し、そこでロールリバーサルが確定した時点がエントリーポイントになります。
損切りラインを設定する方法とは?
損切り方法は至ってシンプルです。エントリー根拠のネックラインを下抜けし、15分足で陰線が確定した時点で損切りとなります。
- ネックラインを割れ15分足が確定
このチャートではだましで、一時急落していますがその後、下髭陽線で戻し確定していますね!買いが強い証拠となります。
利益確定のタイミングとは?
利確タイミングは、下記のいずれかが達成した時点で行われます。
- 直近レンジ幅の2倍
- N値達成
- 上位足ネックライン到達
- アウトライン到達
このチャートでは4時間足で、重要なネックラインに到達しているので、ここで利確を行います。
上位足ネックライン到達
実際に、それぞれの利確要素が今回のチャートでどのように反映されるか確認してみましょう。
直近レンジ幅の2倍
しっかりとレンジ2倍幅でもチャートが反応していますね。
反応しているということは、その根拠で利確している人もいるということです。
アウトライン到達
ポイントが重なるところは、強く反応することが多いです。
ここでは2つの利確根拠から、利確できたことになりますね。
N値達成
N値を確認してみると、ぴったりネックラインとアウトラインも重なる場所になっていました。
値幅達成後、しばらくレンジになっていることから短期的なトレーダーはこの場所で決済し、相場参加者が入れ替わっているのが確認できます。
値幅の概念には、N値の他に、NT値、V値、E値があります。そのほかについてはページ上部の参考動画で解説しているので
値幅が気になる場合は動画を参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
15分足を使ったトレードの流れが本書を参考にして分かっていただけたかなと思います。
要約のため、詳しい手法については、実際に本書を手に取って熟読してみてください。
デイトレードで稼ぎたい方や、将来専業トレーダーとしてやっていきたい方は、必ず参考になる本だと思います。
私がいつも見ているトレードポイントも本書が参考になっています。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
このブログでは『海外でスローライフ』をメインテーマとしてアウトプットしていきます。
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