【中田敦彦のYouTube大学】13歳からの地政学:なぜアメリカが世界最強なのか、その地理的理由とは?

ミライト

こんにちは、ミライト(@miraitoblog)です。

この記事ではオススメYouTubeの紹介と、動画を要約した内容を紹介していきます。

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この記事は、13歳からの地政学について解説します。初めて地政学に触れる少年少女でも、大人もまた、本書から世界の仕組みを理解することができます。この記事では特に、なぜアメリカが世界最強なのかという疑問について深掘りしていきます。

目次

なぜアメリカは世界最強なのか?

まず、地政学とは、政治を地理で説明する学問です。政治の動きや戦略は、実はその国や地域の地理的条件から大いに影響を受けています。例えば、なぜアメリカが強いか、なぜ中国がある特定の動きをするのか、といった疑問が地政学的に解明できます。

さて、なぜアメリカが世界最強なのか、その理由に迫りましょう。一般的には、アメリカが戦争で勝利したから、あるいは経済力があるからと思われがちですが、地政学的な観点から見ると、もっと具体的で深い理由があります。

その最初の理由は、核ミサイルの配置です。核ミサイルはどこに置かれているのでしょうか。
実はそれは、海の底です。海には、その国の領海、つまりその国が独占的に経済活動を行える海域、そしてその海の深さが重要です。なぜなら、核ミサイルは原子力潜水艦に搭載され、海底に配置されるからです。

そして、海を制する国は世界を制するというのが、地政学的な視点から見たアメリカの強さの理由です。バスケットボールでいうと、「リバウンドを制するものがバスケを制す」のと同じ理念です。

ミライト

なんとなく、アメリカが強いのは軍事力が要因と思っていましたが、地政学的にみると、その強さは必然ということが分かりますね。
土地の場所、近くに深い海がある、そしてあと軍事力と資源です。

アメリカが最強である理由は、彼らが海を制しているからなのです。

結論として、アメリカの力と地位は、他の国が簡単に追い越すことはできないでしょう。たとえ経済面で中国に追い抜かれる可能性があったとしても、地理的な条件から見れば、アメリカの力と地位は揺るぎないのです。

なぜアメリカが最強なのかという疑問についての答えを見つけられたことでしょう。この知識を持つことで、世界のニュースを見る視点が一変します。地政学は、世界の仕組みを理解するための重要な鍵となるのです。

多元的な民族の存在や国家アイデンティティの維持という問題

現代の地政学は、多元的な民族の存在や国家アイデンティティの維持という問題を抱えています。中国はその代表例で、なんと国防費以上に国内の少数民族の独立運動を鎮圧するための治安維持費がかかっていると言われています。これは、アメリカが世界中の海軍を運営するための費用を上回る莫大な金額です。

ウイグル族やチベット族など、自身を中国人とは認識していない民族が存在します。彼らは中国の支配下にあるものの、何度も独立運動を試みています。中国はこれを鎮圧するために、軍事的介入を選択し、海外からの批判を受けています。

中国が核を保持する理由の一つは、国内の揉め事に対して他国に口を出されたくないからです。現代の世界は、貿易や情報の流れなど、様々な面でアメリカに有利に作られていると言えます。この状況を良しとせず、自国の利益を守るために、中国は自己防衛の手段として核を保持しているのです。

日本も同じく多様な民族の存在があります。例えば、大和民族、琉球民族、アイヌ民族などです。これらの民族が全て日本と認識しているわけではなく、それぞれが持つアイデンティティがあります。しかし、一方で日本人のアイデンティティの方が強いとも言えます。これは、国家のアイデンティティと民族のアイデンティティの強弱の問題とも結びついています。

この現代においても、国の領土が書き換えられ、国が変わることは珍しいことではありません。この100年間でいくつもの国境が書き換えられており、生きている間に国や住んでいる土地の名前が変わった人々も多くいます。

国家と民族、そしてそれぞれが持つアイデンティティの問題は、多くの国にとって難解な課題となっています。今後もこの問題は深化し、解決には多くの時間と努力が必要となるでしょう。

まとめ

今回のオススメYouTubeはこちらです。

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