今、巷ですごいポケモンカードブームが来ていますよね?
そうですね、多くのインフルエンサーに話題性のため取り上げられてさらに加速しているように思います。
知り合いがポケモンカードに投資すると言って高額カードを購入していたので少し心配です…
今の過熱感で高額カードを購入するのはかなりリスクが高いですね。
私の見解をご説明するので、ぜひ参考にしてみてください!
結論
それでは、さっそく結論からお話していきましょう。
必ずこのバブルは崩壊して、カード価値は下がっていきます。
まず現在の過熱感を見るためにGoogle トレンドでポケモンカードがどの程度検索されているか見てみましょう。
長期的なチャートで確認すると、今最も過熱していることが分かりますね。
高価なカードは値下がり金額も大きくなります。もし、購入金額よりも手持ちのカードが高騰している場合には、カードの売却を考えてみるタイミングだと思います。
経緯 第一次ブームは2018年?
図1.にある赤線、2018年第一次ブームが起きているのが分かります。
この2018年ブームのきっかけは、YouTuberのはじめしゃちょーの動画『ポケモンカードにハマってしまいました。助けてください、』がきっかけになっていると思われます。
経緯 第二次ブームの発端は、海外版リザードンの落札
図1.にある黄色線が2021年12月、このブームのきっかけはおそらくアメリカの有名オークション『ヘリテージ・オークションズ』にて、1999年の“1st”の「リザードン」のポケモンカードPSA10が33万6000ドルで落札されました。
現在のドル円レートで換算すると約4400万円です。
この出来事を見たYouTuberのヒカキンが、2022年8月26日の動画で、5000万円でリザードンを購入したことを発表しています!
図1.の青線が、ちょうどトレンドの天井についた2023年1月が第三次ブームと言えるでしょう。
最近YouTuberのヒカルがポケモンカードに関する動画の投稿頻度を増やしています。
理由 コロナ禍が引き起こした世界的な金融緩和からの金余り
富裕層がコロナをきっかけに多くの資産を増やしたことで、そのお金が多くのところでバブルを生みだしています。
不動産や仮想通貨、クラシックカーそして、ポケカもその恩恵を受けていると考えます。
このインフレを抑えるため、金融引き締めが始まって数か月、ゆっくりとそのバブルが崩壊しかかっていると感じます。ブームに乗っかりメーカーが次から次へと新しいパックを販売していくことは、ポケカ市場に供給量を増やすことになり、価値の希薄化が起こるのは必須だと思います。
参加者、つまり新しくポケカを始めようとする人が増え続けるわけではなく、ポケカを現金化したいと考える人が増えていくのは目に見えています。
ポケモンカードの価格が下落してくるサインは?
供給の増加:新しいカードのリリースや、既存のレアカードの再版が行われると、市場に供給が増え、価格が下落する可能性があります。
需要の減少:ポケモンカードの人気が一時的なものであった場合や、他のコレクタブルアイテムに人気が移ると、需要が減少し、価格が下落する可能性があります。
市場の過熱:価格が急速に上昇した後は、しばしば調整期間が訪れ、価格が下落することがあります。これは市場の過熱を示すサインとなります。
投資家の行動:大量のカードを保有する投資家が一斉に売り出すと、価格が下落する可能性があります。これは、投資家が市場の先行きに悲観的になったことを示す可能性があります。
これらの要素を考慮して市場を観察することで、価格の下落を予測することが可能になります。ただし、これらはあくまで一部の要素であり、市場の動きはこれらだけで決まるものではありません。常に市場の動向をチェックし、情報を収集することが重要です。
まとめ
それではまとめていきましょう。
個人のコレクションとして購入する分は、問題ない、それが趣味であって、家計に支障をきたさない限度であれば買えばいいと思います。
ですが、もしあなたが、投資目的や短期的な値上がりを期待して買っているのであれば買い手が見つかる今のうちに高額カードだけでも売却しておくことをお勧めします。
アドバイスするのであれば、コレクションであってもこの過熱感で高額カードを購入するのは賢い判断ではありません。
実際に自分がバブルの中にいる場合、それが異常だとは気づきにくいものです。
この記事を読んで、少しでもポケカについて考えていただければ嬉しいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
このブログではお金をメインテーマとしてなるべくわかりやすくアウトプットしていきます。
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