こんにちは、ミライト(@miraitoblog)です。
今回はメインテーマでもある、『海外でスローライフ(スローリビング)』をテーマに、
海外生活10年目の私がメリットやデメリットを踏まえてご紹介させていただきます。
その前に簡単な自己紹介をさせてください。
結論
海外でスローライフはオススメなのか?
まず結論からお話すると、
海外でスローライフは新しい生き方としてオススメします。
しかし、残念ながらすべての方にオススメできるか?と言われればそうではありません。
日本に長く住んでいる日本人にとって、日本が基準となっているため日本では当たり前に手に入る物や環境でも、
海外生活となると、それは当たり前ではないからです。
言うなれば、
人によって、海外が合う、合わない人に分かれます。
この合う、合わないって答えは単純なんですが、住む国によっても違えば自分では海外が合うと考えていても、
数か月、数年住んでみれば『自分はもしかして、海外が合わないかも?』と時間が経ってから気づくパターンもあるからです。
要は、自分もしくは、自分たち家族が生活する上で、どこに重きを置くかってところがポイントになります。
【ライフステージ別】海外でスローライフを始める難易度は?
また、上記の条件にライフステージによる考え方の変更やパートナーの意見だったりも影響してきます。
私が考える、海外移住でスローライフを始める方のライフステージ別で難易度を紹介すると、
難易度低い順に
- 独身の20代もしくは、30代
- 独身の50代、60代(英語に抵抗がない、もしくは話せる)+お金に余裕がある
- 夫婦、カップルの20代、30代
- 夫婦50代、60代で子どもは独り立ち済み+お金に余裕がある
- 夫婦、カップルの20代、30代+子ども(どちらか1人が英語を話せる)
簡潔に説明すると、
❶若くて独身で海外に少しでも興味があればぜひ挑戦してほしいです。
❷独身でお金に余裕があり、英語に抵抗がなければ難なく生活がスタートできます。
ただ、自分の親に介護が必要である場合など親族の心配事が出てきます。
❸パートナーがいても、意見が合うのであれば海外で新しい生活をスタートできます。
英語に関しても、まだまだ勉強して日常会話程度であれば数か月、数年で習得可能です。
❹子どもの手が離れて、セカンドライフとして海外に移住するのはオススメです。
例え英語が苦手でも、普段のお買い物で可能であればお金で解決して生活可能です。
❺既婚で子どもがいる場合は、独身に比べて難易度がかなり上がります。
政府による補助もなし、子どもに教育は必要、自分たちの生活とお金による心配と慣れない海外生活が始まるわけです。最低でも、どちらか1人が英語を話せることで、難易度はグッと下がるかなと思います。
私は現状❺に属していますが、私が海外生活をスタートしたのは、❶のステージです。
なぜ海外なのか?移住によるメリットとデメリットは?
現在はマレーシア在住のため、ここではマレーシア移住のメリットとデメリットを紹介していきます。
- 気候が良い、災害が少ない!
単純なんですが、これって結構重要なんです。体調も安定するし、洋服代も全然かかりません。
マレーシアって地震もなければ、台風もないんです。
メリット
- ワーク・ライフ・バランス!
個人的な意見として、日本や韓国での仕事は独特のストイックさを感じます。
欧米諸国や東南アジア、オセアニアでは基本、家族をとの時間を重視しています。
これは企業によるものや、職種、ポジションにもよりますが、比較的自由が利く部分があります。
日本でも最近話題になってきましたが、やはり昔の考えが強く残っています。
サービス残業、休日出勤なんて当たり前でしょう。
マレーシアでは、ほぼないと思います、日系の企業は知りませんが、外資系やマレー企業でもシックリーブ(病欠)や有休休暇の取得、休日や祝日は給与が3倍になるなど、仕事っぷりも所謂、イージーモードです。
日本の社会で働くのに疲れてしまった、そこのあなた。海外就職は一つの選択肢だと思います。
定時になったら即帰宅、休日はリラックス。そして海外で働いたというキャリアにもなります。
- 異国文化、異国料理が楽しめる!
海外移住の醍醐味かな?と思います。言うなれば毎日が海外旅行気分です(数か月間は)
休日は各地に旅行へ行ったり、異国料理を楽しんだり。人生は1回しかないのに楽しまなくていいの?(煽り)
- 言語が習得できる!
これは本当に人によるんですが、現地で日本人コミュニティにどっぷり漬からなければ英語や現地の言語は伸ばせます。私は現地で、必要以上に日本人コミュニティには参加しないタイプです。
- 税金が安い!
これは国によって違うんですが、マレーシアは税金がとにかく安いです。
まずキャピタルゲイン税が、不動産にしか課税されないので、株やFX、仮想通貨などの利益には課税されません。所得税は累進課税ですが、最高で30% ちなみに日本の最高税率は45%です(白目)
- 物価が安い!
これも国によって違いはありますが、まだ日本に比べると物価は安いです。
特に公共交通機関の運賃や光熱費、家賃は日本に比べると安いです。
安い家賃で、サウナやジム、プール付きの家に住めちゃいます。
ただ、マレーシアは輸入品も多いので、海外製品を購入する場合は、一部日本よりも高い場合や日本と同じくらいな場合もあります。
- 子どもの教育に良い!
これは、子どもがいる家庭向けなんですが、インターナショナルスクールなど日本や欧米諸国では高い学費もマレーシアでは安いです。
別にインターナショナルスクールに行かせなくても、プライベートスクールであれば中国語と英語やマレー語で子どもを学習させることが可能です。
小さいころから、異文化コミュニケーションと多言語に触れることは、子どもの将来にとって大きなプラス要素だと思います。マレーシアでは基本2か国話せるバイリンガルが基本です。
余談なんですが、娘はまだ生後2か月弱ですがハロー!って言ってます。(惚)
デメリット
- 衛生面や安全面について!
海外生活あるあるですが、日本は世界一といってもいいほど安全で、衛生的です。
軽犯罪の頻度や、街全体、建物、レストランなど衛生面は日本より劣ります。
マレーシアではとくに、公共や施設のトイレは困りました。
紙がなく、シャワーホースのみ!ってこともあったり。しかし、最近は紙が設置されていたり、カバンに緊急トイレットペーパーを忍ばせたりとなんとか対処できます。
衛生面は、慣れること。(キッパリ)
犯罪なんかは、海外に10年住んでいますが、大きな事件や犯罪に巻き込まれそうになったことはないです。
これは常日頃から、感を働かせ、自ら対策や回避していくことが重要です。
- 給料が低い!
これはマレーシアや東南アジアに限った話かもしれませんが、日本に比べて比較的給与が安いです。
マレーシア現地の給与基準で言えば、月30万円ほど稼いでいたら高所得者になります。
しかし、給与が低いと言っても就職さえ決まってしまえば、EP(Employment Pass)のカテゴリー2で、給与は最低保証15万円程度で、通常の企業であれば20万前後は出してくれます。
20代前半であれば給与20万円程度あれば残業もなしと考えれば悪くなかったりもします。
- いつ緊急帰国になるかわからない!
これは海外在住者の宿命ですが、日本人であれば結局、日本はマイホームであり故郷です。
永住権保持者は別にして、ワークビザや一時滞在ビザには期限があります。
また、家族の介護や病気などで泣く泣く日本に帰国しないといけないって話は良くある話です。
- 感染症など、海外特有の病気にかかってしまうリスク!
日本では珍しい感染症や病気など、海外では健康に気をつける必要があります。
マレーシアではデング熱や結核など日本では起こりにくい感染症になる危険もあります。
これはワクチンがあるものは打って対応し、デング熱など対処法があるものは、日ごろから対処していく必要があります。
ですが、これは稀なケースでそこまで頻繁に発生しているケースではないので、過度な心配はいりません。
- 日本食が恋しくなる!
これは断言できますが、食において日本は世界一です。どの料理を食べてもそこそこのレベルを出してきます。
魚介類も新鮮で、お肉も柔らかくておいしいです。
マレーシアでも業務スーパーやドンキがあるので日本食は手に入りますし、自分たちで作ることは可能ですが、
日本食を外食で食べると、かなりの確率でがっかりすることもあります。(鼻息)
- 車やバイクの運転が荒い!
海外は基本これです。日本ほど交通マナーを守っている国はないです。
ウインカーなし、割り込み、急ブレーキは当たり前です。バイクなんかは逆走もあります。
私は都心部に住んで、基本移動はGrabや電車を使うのであまり気にはなりませんが、危ないと感じるときは多々あります。
- 言葉の壁、文化の違い、人種差別!
これはマレーシアに限った話ではなく、日本を出ると発生するリスクです。
はっきり言って差別は今だあります、特に欧米や欧州圏ではアジア人差別あります!
文化の違いもあるし、言葉も通じません。英語だって通じない時もあります。
こんなにデメリットがあっても、私は海外が良いんですよね。
そもそもスローライフって何なの?
スローライフ(スローリビング)とは、効率やスピードを重視するのではなく、ゆったりとした時間を持って人生を楽しもうとする考え方や生活様式のことです。
海外ではスローリビングと呼ばれていて、スローライフは和製英語です。
スローリビングは、1986年のカルロ・ペトリーニのスローフードムーブメントに由来します。
イタリア出身のこの男性は、ファーストフード運動、特に当時イタリアのローマのスパーニャ広場に店をオープンしたマクドナルドと戦うためにスローフード運動を発足しました。
このキャンペーンの目的は、健康的でおいしいと考えられている伝統的な食べ物や美食文化を保護することです。
このゆったりとしたライフスタイルは、最終的には、人生全体に、様々な側面にまで影響するというものです。
スローライフはまた、過度の消費者主義に逆らい、物質的な富だけが人々を幸せにすることができるという見解を覆すものです。
消費者主義、無意識のうちに人々は、最高の地位を狙って争い続けます。なぜなら、基本的に、人間は十分ではないと感じることが多いからです。
足るを知るってやつです。
「足るを知る」の意味は、身分相応の満足を知ること。
「足る」とは、十分であること・満たされていること。それが身分(自分の今の状況)にふさわしい満足感、という意味を表しています。
したがって「足るを知る」とは、現在の自分の状況に満足する、今目の前にあるものに対して感謝する、という意味になります。
スローライフを送れば、今日、今世界で起こっていること、身の回り起こっていることに焦点を当てることもできます。
忙しすぎると自分の周りしか見えなくなってしまいますよね。
スローライフの魅力は、ストレスが減って健康になったり、人生が充実したり、スローだからこそ見えるものがあったりすることです。
スローライフを実践するうえでの心得は、早歩きをやめたり、スローとダラダラは別ものだと理解したり、時間が人生でもっとも大切なものだと考えたり、正しい取捨選択をしたり、「自分は自分」のスタンスを持ったりすることです。
一度きりの人生、そんなに生き急ぐ必要なんてないんです。
なぜ、海外でスローライフなのか?
別に日本の田舎でのんびりスローライフしたって良いと思います。
ただ、それは私とって刺激が少なすぎるんです。
確かに海外で生活することってハードル高いんですが、その分海外で感じれる幸せも多いと感じます。
お金が十分で、生涯は働かなくていいって場合は、日本の田舎や地方でゆったりスローライフも良いと思います。
でも、多くの人がそうではないと思います。
もし仮にお金があったとしても、刺激が少なすぎて結局退屈になって心が病んでしまう人もいますよね。
生活と仕事は常にセットです。
ストレスレスな環境でゆったりと働き、副業で好きなことをする。
休みの日は、家族と過ごしたり、旅行したり。 これって幸せですよね。
あとは、日本が抱える問題もあります。
- 人口減少、高齢者社会
- 日本の政治
- 災害リスク
- 日本国力の低下
社会が変わる、日本が変わる!っていう人はいますが、残念ながらそう簡単に変われないからズルズルこの業況まで来てしまっているんです。
今後は自分で行動して、自分の環境にあった場所で生活するってことが大事かなと思います。
そしてこれからは英語が必須になります。
人口が減少している今、日本も外国人労働者や移民を受け入れていくしかないでしょう。
そうなった時、いきなりグローバルな風が吹いて英語で仕事する機会も増える。
まるで、鎖国していた日本に黒船が来て新しい文化が入ってくるように。(違うか)
この海外でスローライフは、もし日本に帰国するとなった際にも
海外で生活した経験や知識でまた、日本でも活躍できるかもしれない?と言ったリスクヘッジにもなっているんですね。(知らんけど)
まとめ
それではまとめです。
そもそもハードルが高く感じてしまう人もいると思います。
でも実際はそんなにハードルは高くないです。
詳細は別の機会にでも書いてみます。
ただ、せっかく人生一度きりなのに違った世界を見てみたくないですか?
今まで感じたことのない時間の流れを味わいませんか?って内容でした。
今回は長い記事を読んでいただきありがとうございます。
少し冗談気味に書いたりしていますが、本気です。
毎日楽しいし、仕事定時で、ブログなんか書いちゃったりしています。書くのが好きなので!
まったくストレスフリーです。某大手IT企業ですが、ポテチ食べながら仕事してます。マジで。
すべての企業や職場がそんなにゆるーいかと言われれば、そうかもってなります。
ちゃんと言われたタスクこなせばいいんです!ちゃんとミーティング参加すればいいんです!
実は、真面目な記事も書いているので、マレーシアの銀行でお金を定期預金に入れたどうなるか?
もし金利に興味があれば記事を覗いてみてください。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
このブログでは『海外でスローライフ』をメインテーマとしてアウトプットしていきます。
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